しかし、お気軽にアプリを作成するための開発環境「App Inventor」がついに一般公開されました。つい最近までは"登録"→"数週間の申請期間"→"App Inventorの利用許可"と面倒でしたが、誰でも利用ができるようになったようです。
App Inventorの紹介動画
このApp Inventorは、Webアプリケーションで、googleのApp Inventorのページにログインして利用します。
App Inventorの画面
実際の処理の手順や動作は、この画面の右上にある「Open the Block Editor」を押して現れるBlock Editorというアプリで作ります。
Block Editor
ブロックを組み合わせて処理を作っていきます。このスクリーンショットは、緯度経度と標高をリアルタイムで表示するアプリのものです。
作成した処理は、その場でUSBで接続した携帯で動かして、動作を確認することができます。英語ですが、あーでもないこーでもないと小一時間もいじっていれば、なんとなく使い方が分ってくるような。実機で動いたときは、ちょっと感動ものです。
じつは、一般公開前から使っていたので、利用に際しての手続きはわかりません。が、多分Googleアカウントがあれば使えるんじゃないかとおもいます。ここらを参考にしてください。
それと必要なのはSunのJavaアプリを動かすためのJREをダウンロードしてインストール。ないとBlock Editorが動きません。
あとは実機の「設定-アプリケーション設定-開発」ですべてにチェックを入れておき、USBで接続することで、即、実機で動作確認ができるようになります。
Inventorでもいろいろなことが出来ますが、より凝ったアプリの開発にはプログラミングで対応することにもなります。また、実機がない場合でも、エミュレーションでの動作確認も可能なようです。こうした場合は別途準備するものがありますが、この話はよく分からないのでやめておきます。詳しくはこちらとかを御覧ください。
現時点ではベータ版だからかもしれないですが、どうやらソースコードにしてくれたり、バックグラウンドで動くようなアプリをつくれなかったりということらしいです。今後のバージョンアップに期待しています。