2010年11月12日金曜日

撮影した動画の高度な編集を試す

業務で、ビデオカメラで定点撮影したデータ(*.MOD)を加工する必要がありまして、いろいろ試行錯誤の末の方法をメモっておきます。
元動画データはビクターのビデオカメラの保存形式であるMODファイルですが、内容はmpegと同じだそうです。データサイズは約4GBでした。

【まとめ】
<目的>

  • 撮影日時を入れたい
  • できれば、撮影データの早回し再生動画を作成したい

<作成手順>

  1. MOD(ビクター製ビデオの保存形式)をmp2に拡張子書き換え(フォーマットはmp2と同じ)、
  2. DGIndex.exeでd2vファイルに変換し、 
  3. これをmpeg2デコードプラグイン(DGDecode.dll)を含むAviSynthスクリプトで変換する。 
  4. AviSynthスクリプトファイルであるavsファイルをDVD Flickで読みDVDを作成。
  5. 作成したVOBファイル(DVD形式のデータ)の拡張子をmpgやmp2にすると、そのままmpegとして扱える。 

<結果> 

  • 10倍速AviSynthスクリプトを作成して、以上の手順での変換には成功。 ただし、さらに時刻の挿入AviSynthスクリプトで変換を試みたが、うまくいかなかった。

<参考にしたサイト>

MODファイル=mpg、しかし「動画'タイムスタンプ情報が含まれている小さいMOIをファイルと一緒に伴われる。」らしい
http://bit.ly/hkt9i1A0v
AviSynth 
http://www.avisynth.info
d2vファイルに変換
http://bit.ly/hkt98bvvG
d2vを使ってmpeg2デコードプラグイン(DGDecode.dll)を含むAviSynthスクリプトで変換
http://bit.ly/hktdyzPRF

このサイトが大きなヒントになりました。
http://bit.ly/hktcvccds

http://bit.ly/hktb75ifu
上記サイトにあるスクリプトを参考に、日付を入れようとしたけれど、「Frame# too high」という文字しか挿入されない。そこで、mpegを分割できる編集ソフトMovicaをインストール。
http://bit.ly/hkt92XyzB
結局解消されず。

再生速度を変更する関数とスクリプト
http://bit.ly/hktahAkq2
上記をちょっとだけ書き換えた10倍速のスクリプト
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#DGDecode.dllを明示的に使う


LoadPlugin("C:\Program Files\AviSynth 2.5\plugins\DGDecode.dll")
# ソース


clip_org =MPEG2Source("C:\tmp\MOVIE\MOV006.d2v")
# 再生速度を 10 倍に変更。フレームレートは変更前のまま。 


clip_new = clip_org.ChangePlaySpeed(10.0)


#そのままビューアに渡す


clip_new
return last


#以下、再生速度を変更する関数
#http://bit.ly/hktahAkq2 function ChangePlaySpeed(clip clip, float speed, float "fps", bool "pitch") {


fps = default(fps, -1.0)
pitch = default(pitch, false)


clip =
\ ((pitch) \ ? clip.TimeStretch(rate=100.0*speed) \ : clip.TimeStretch(tempo=100.0*speed) \ ) rate = clip.Framerate() clip = \ ((0.0 == fps) \ ? clip.AssumeFPS(rate*speed) \ :(fps < 0.0) \ ? clip.AssumeFPS(rate*speed).ChangeFPS(rate) \ : clip.AssumeFPS(rate*speed).ChangeFPS(fps) \ ) return clip }
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2010年11月6日土曜日

Android(Xperia)でシリアル機器をコントロールするために

まず最初に考えるのは、USB-シリアル変換が可能か、ということですが、
そんな都合の良い製品は、見つけられませんでした。

次に、そもそもUSBでシリアル通信は出来るのかということで、「USBケーブルでのデータ転送アプリの作成」を読むと・・・なんかよく分かりませんが、必ずできる、ってわけではないらしい。
でも、どうやらBluetoothでシリアル通信が実装可能であるらしいことが判明。

じゃあ、シリアル機器をBluetoothに接続できるようにする方法ということで調べると、ありました。


こんなものもあったんですね。
これを挿したシリアル機器とBluetoothでシリアル通信するようなAndroidアプリってApp Inventorとか使って簡単に作れるのだろうか。本当に通信できるのか。やってみたいが、ちょっとした出費だな、こりゃ。