2011年3月18日金曜日

新潟周辺の放射線推移

新潟県周辺の放射線の推移をグラフ化してみました。


https://spreadsheets.google.com/ccc?key=0ApRiM2fWnWQYdElYYUNaTnRuRG9rTk1rQ0dDdE40VXc&hl=ja

以下がソースです。
 新潟県
http://www.bousai.pref.niigata.jp/contents/538/index.html
山形県健康福祉部
http://www.pref.yamagata.jp/ou/kenkofukushi/
群馬県
http://www.pref.gunma.jp/05/e0900020.html

南魚沼と前橋で3/15の夕方から比較的高い値を示しています。この変化と下記リンクのシミュレーションとは整合がとれているようにみえます(ただし、下記シミュレーションの精度は100km程度だとのことです http://twitter.com/#!/hayano/status/47678704591192066)。

シュピーゲルのシミュレーション
http://www.spiegel.de/images/image-191816-galleryV9-nhjp.gif

また、前橋では3月16日午後に値が急激に下がっている一方、南魚沼ではなかなか数値が下がりませんでした。地形的な影響もあるのでしょうか。ちなみにその先の長岡市や新潟市には顕著な変化はみられませんでした。

新潟で南魚沼の他に阿賀町で数値にやや変化が見られました。しかしその先の新発田までは変化は認められません。

福島市から日本海に抜けるルートとしては、米坂線沿い、飯豊山と朝日連峰との間を抜けるというのもあります。この場合、福島市から米沢市、小国町を経て村上市に至る風の道が考えられます。米沢市でも阿賀町と同程度の変化が認められますが、阿賀町と新発田市との関係から類推すると、この程度では村上市の放射線量に顕著な変化を及ぼすようには思えません。

この数値が健康にダメージを与えるか否かは専門家ではないのでなんとも言えませんが、各種専門家のツイートなどをみると、少なくとも新潟県ではまだ全く問題がない程度なのかなと考えています。
一方で、原発の処理は長期化すると思われるので、花粉症情報みたいな情報を国に出してもらいたいなとは思っています(ないのでグラフ化して傾向を見てみたのですが)。
なお、作成したデータは、pdfのデータを手で入力しているものもあるため、正確性は保証できません。また、なかなか随時更新もできないですが、手があいたらまた更新するかもしれません。